gbXMLエレメント
gbXMLのルートエレメント。gbXML形式のデータを扱う場合、必ず一つは必要になる。(というか無いとデータが定義できない)
このエレメントをルートにして、すべてのデータはこの下に子供のエレメントして定義される事になる。
個々のエレメントについては説明しないが、このエレメントの特徴として共通して利用される基本的なデータが以下のような「属性」として定義されている。(ver 0.35)
属性 | 内容 | 適用 |
id | id | |
engine | 解析エンジン | |
temperatureUnit | 温度の単位系 | 必須 |
lengthUnit | 長さの単位系 | 必須 |
areaUnit | 面積の単位系 | 必須 |
volumeUnit | 容積の単位系 | 必須 |
useSIUnitsForResults | 出力単位 | 必須 |
属性の名前を一見してわかるように、ここでは主に単位系の定義が行われる。
例えばtemperatureUnitでは摂氏(C),華氏(F),絶対温度(K)などの単位を、lengthUnitではメートル系(Meters),インチ系(Inches)などの単位を定義する。
ここで定義された単位がgbXMLデータで共通して使用される。
例)温度は摂氏、長さ、面積、容積はすべてメートル系、出力はSI単位を指定
<gbXML temperatureUnit="C" lengthUnit="Meters" areaUnit="SquareMeters" volumeUnit="CubicMeters" useSIUnitsForResults="true" xmlns="http://www.gbxml.org/schema">
順番が逆になるがid, engineについては任意属性であり、特に必要がなければ定義しなくてもOK。
とはいえidは何に利用するんだろうか?ファイル管理とか?
engineについては現在(ver 0.35)以下の解析エンジンが指定できる。
DOE2.1e
DOE2.2
EnergyPlus
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